カリフォルニア州では6月15日に経済活動が完全再開される。
完全再開(フル・リオープン)により、基本的にはCOVID-19関連での規制が撤廃されることとなるが、業種によって異なるガイドラインが設けられる場合もある。
マスク着用義務がその一つである。Fully-Vaccinated(2回目のワクチン接種をしてから、2週間以上経過している)であれば、マスク着用をせずに基本的にはCOVID-19以前と変わらない生活を送る事が出来る。
ただし、職場となると別の規則が設けられる。
6月3日に行われた州の安全委員会はワクチン接種が完了(Fully-Vaccinated)の従業員に対しての職場での安全規則を緩和するように勧告したものの、オフィス内の同部屋にいる全員がワクチン接種が完了(Fully-Vaccinated)していてその誰もがCOVID-19の症状が無い場合に限り、マスク着用義務を解除できるとしている。
オフィスの同部屋にいる全員がワクチン接種(Fully-Vaccinated)で無い場合は、継続してマスク着用の義務がある。
この提案されたポリシーが導入される可能性が高いが、行政法局の審査を受けている最中であり6月15日に正式に発効することが予想されている。
ただし小売業やレストラン等の不特定多数と接する機会の多い業種では、マスク着用は義務付けられる。
その他、ソーシャル・ディスタンスに関しては7月31日以降に撤廃することが提案されている。
これらの状況を踏まえると、今年の秋ごろにはCOVID-19以前と変わらない状況になっている職場も多くなりそうである。
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