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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

勤務形態の継続希望

米人材紹介会社のYoh社の調査結果によると、多くの従業員が勤務形態にこだわりを持っているようである。

リモートワークが恒常化した事により、多くの従業員がリモートワークで就労を希望しているものの、オフィス出社や対面で業務を行いたいと考える従業員も多い。


COVID-19の規制が緩和化され、多くの企業がオフィス出社の再開を検討・実施する中で、現状の勤務形態を継続したいと考える従業員が最も多いようである。


中でもリモートワークで業務を行っている従業員が最もこだわりを持っており、リモートワークが無くなった際には転職活動をしたいという希望があるようである。


子供がいる従業員は、リモートワークを希望している場合も多いが、子供がいることで通常の業務に集中が出来ないという理由でオフィス出社やハイブリッドワークを希望する傾向が強いようである。


世代によってはオフィス出社や対面での業務を行わないことにより、自身のキャリアアップについて制限されていると危機感を感じる場合もあるようだ。


リモートワーク、ハイブリッド、オフィス出社に関するメリット・デメリットは主観的な部分も多い。選択肢が増え、フレキシビリティが拡張されるということが、おそらく最も望まれていることなのであろう。


この2年ほどで現在の勤務形態が一般的な日常になったことで、大きな変化を再度経験することを躊躇する人が多いという調査結果なのかと思う。

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