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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

100名以上の企業のワクチン接種義務、再停止の可能性

先日7日に最高裁にてバイデン政権が発表した100名以上の企業に対してのワクチン接種義務化についての議論が行われた。

今回焦点となったのは以下の2点である。

  1. 100名以上の従業員のいる企業に対してのワクチン接種(または週一回のテスト)義務化

  2. Medicare、Medicaidに参加している施設の医療従事者へのワクチン接種義務化

特に①は、一度停止されていたものの再開されて、1月4日から施行されている(ただし不履行によるペナルティは1月10日月曜日以降、ワクチン接種(または週一回のテスト)は2月9日から施行)。


このような状況の中、1月10日から不履行によるペナルティが実施される前に、そして最高裁が判断を下す前に再度この義務化を停止する可能性があることが示唆されている。


そして例え今回義務化が再度停止をされた場合でも、企業が従業員の安全を確保するためにルールが必要なことには変わりないと考え、停止されるかどうかはさほど重要ではないと考える企業も多いようである。


とはいえ、約8,000万人に影響が出るといわれている今回の法案の行方の動向は引き続き注視をする必要がありそうである。

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