先日のポスト「ワクチン接種で100万ドル」にて、ワクチン接種率を上昇させるために州や都市の様々な取り組みを紹介したが、現金提供をインセンティブとしている州が増えたので紹介する。
「オハイオ州」
100万ドルが5名に当たる「Vax-a-Million」キャンペーンを開始して、その高額な金額で他州を驚かせた取り組みである。実際に現金が付与されるのは18歳以上であり、12歳から17歳までには州のエリート大学であるオハイオ州立大学の奨学金が寄与される。
オハイオ州の保険当局の発表によると、この取り組みが発表されてからワクチン接種に出向いた人は73%増加しており、狙い通りのキャンペーンとなっている。
「ニューヨーク州」
5月20日に「Vax & Scratch」キャンペーンが発表され、州内の10ヵ所ある接種会場で1回目の予防接種を終えた人に、最大で500万ドルの当たる宝くじがプレゼントされる。
「メリーランド州」
「Vax Cash」キャンペーンが発表され、総額で200万ドルの提供がされるキャンペーンとなる。40日間毎日4万ドルの抽選があり、7月4日の州には40万ドルの抽選となるようである。
「ケンタッキー州」
特定のウォルマート店舗でワクチン接種を受けた人に最大で22万5,000ドルが当たる宝くじが提供される。
ワクチン接種をすることで、大金が手に入る可能性という取り組みが一番効果があるようである。
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