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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

スターバックス社、ワクチン接種の義務化の廃止

連邦政府が発表していた100名以上の民間企業に対するワクチン接種(または週1回のテスト)の義務化は最高裁で停止とされた。

スターバックス社では2月9日以降にワクチン接種(または週1回のテスト)の義務化を社内ルールとする発表を行っていたが、連邦政府の方針が停止された1週間後に同社でもこの方針を中止することが発表がされた。


スターバックスの説明によると、この決定の背景には、既に多くの従業員(約90%)がワクチン接種の有無を会社に通知しており、大多数がワクチン接種を完了していることがあるようだ。


なお、Centers for Disease Control and Prevention(CDC:米国疾病管理センター)のガイドラインによると、ワクチン接種を完了している人は濃厚接触のになった際に自己隔離をする必要が無いとされているが、スターバックス社ではワクチン接種ステイタスにかかわらず、5日間の自己隔離が必要であるという方針にしたようである。


人手不足とCOVID-19の感染者により、レストラン、チェーン店は営業時間の短縮等で乗り切っているのが現状である。


場所によっては感染者数のピークは過ぎたというデータもあるものの、収束までにはもう少し時間がかかりそうである。

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