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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

隔離期間短縮のリクエスト

デルタ航空がCenters for Disease Control and Prevention(米国疾病対策予防センター)が現在ガイドラインとして設定しているCOVID-19に関連した隔離期間の短縮のリクエストをしている。

現在ワクチン接種をした完了した人は、発症をしてから10日間自己隔離をすることが推奨されている。


デルタ航空は(適切な検査を行った上であれば)この期間を5日間にするリクエストをしており、人手不足が最大の懸念点であるという主張をしている。


航空業界はバイデン政権の厳しいコロナウイルス政策を支持しており、ユナイテッド航空は労働者にCOVID-19のワクチン接種を義務付けるか、正当な免責がある場合は無給休暇にするポリシーを開始している。またアメリカン航空、ジェットブルー航空、アラスカ航空も、従業員にワクチン接種を義務付ける連邦政府の方針を支持している。


このリクエストがされたのが12月21日のことであるが、1年でも最も利用者が多い時期であるクリスマス前後にオミクロン株の影響でユナイテッド航空が176便(予定されていたフライト数の約9%)、デルタ航空が151便(予定されていたフライト数の約7%)ものフライトをクリスマスイブの24日に当日キャンセルをしなければならなかったことが大きなニュースになっている。


他の航空会社もデルタ航空のリクエストに賛同するのかが注目されるところである。

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