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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

シカゴ市での秋・冬にかけての屋外飲食ガイドライン 

シカゴ市は21日、飲食業界(レストラン・バー)支援をする目的で今秋・冬にかけての屋外での飲食ガイドラインを発表した。

ガイドラインではこのガイドラインに参加をする上でレストランやバーは、屋外飲食許可を受ける必要がある。屋外飲食には:

◦ 歩道での飲食許可証(Sidewalk Café Permit)

◦ パティオでの飲食許可証(Outdoor Patio License)

◦ 屋外拡張しての飲食許可証(Extended Outdoor Dining Permit)

上記3点が許可される。

現状1,000店舗で歩道での許可証、650店舗でパティオでの許可証、400店舗で屋外拡張許可証が発行されている。

このプログラムへの賛同者は多数いるものの、多くの小規模なレストラン・バーでは新たな費用が掛かる措置でもあり必ずしも全ての飲食業界が恩恵を受ける方法では無さそうである。

またシカゴの冬の寒さに耐えながらも屋外飲食をする人がどれ程いるのかという点も懐疑的である。

よって多くの店舗では屋外飲食のガイドラインよりも、現状25%に設定されている店内飲食の人数制限が緩和されることが望まれている。

また屋外飲食を行う上で必要な施設の設営も悩ましい点である。大多数の構造物は地面に固定をして安全に顧客が食事を出来るようにしなければいけないが、歩道や道路に穴を開けたり、切断をしたりすることは認められず、設営した施設内にはヒーターを設置することもあるため耐火証明書を持っている必要がある。


悪天候の際に安全でないと判断された施設は撤去される可能性もある様ようある。

その他にも換気や、ヒーターの設置、屋外施設での人数制限も考慮しなければならない点である。

秋から冬にかけて悪天候になる可能性が高かったり、寒さの厳しくなる地域では、飲食業が運営を継続するために必要な対応策を模索し続ける必要がある。

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