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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

パンデミック中のレストランの注文量は平均25%減 

COVID-19に最も影響を受けた業界の一つが飲食業界である。

パンデミックにより消費者が食品に掛ける支出が大幅に減少したことは周知の通りである。


外食調達サービスのBuyers Edge Platform社で、パンデミック以降に発注された60億ドル相当のレストランの注文を分析した所、パンデミック期間中のレストランへの注文はそれ以前と比較すると平均約25%の減少であったようである。


最も注文量が減少したのは、多くの州が屋内飲食を閉鎖した3月22日であり、注文は約68%の減少であったようである。


10月には一時期、パンデミック以前の注文量に戻ったものの、COVID-19が再び蔓延し始めた11月、12月に減少し、12月末には約30%の減少となってしまった。


デリバリーやテイクアウトのみでの営業という規制が掛かったことにより使い捨ての袋や容器等の購入が急増したという側面もあるようだ。


注文量の減少は場所によっても大きく異なり、ハワイ州やネバダ州のように観光業に大きく依存している場所では平均約60%から65%ほど減少しており、他方で規制が厳格化されなかったウィスコンシン州、サウスダコタ州、サウスキャロライナ州では注文量に大きな増減は見られなかった。

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