多くの州で成人の50%以上がワクチン接種を完了しており、COVID-19の規制緩和も進めらている米国でこのメモリアルデイの週末には米国内の旅行者が増えることが予想されていた。
予想通り、今回のメモリアルデイの週末には多くの旅行者が飛行機を使用して国内旅行を楽しんだようである。
以下は2019年から2021年までのメモリアルデイの週末4日間(5/28金から5/31月)の空港利用者の平均である:
2019年:2,430,173人
2020年:327,133人
2021年:1,779,007人
2021年は5月28日の金曜日が最も空港利用者が多く196万人を記録しており、この日は2020年3月から始まったCOVID-19以降で最も多くの人が空港を利用した日となっている。この196万人という数値は昨年のメモリアルデイの金曜日と比較すると499%の増加となっている。
American Automobile Association(AAA:アメリカ自動車協会)の調査結果では、この週末に自宅から50マイル以上離れた場所への移動した旅行者の数は3,700万人以上となり、2020年と比較すると60%の増加であった。
旅行者が増加しているということは、航空運賃やホテル代も上昇しておりこれらの費用も2019年の水準近くまで上昇してきているようである。
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