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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

LA郡とSD郡

CA州には58のカウンティ(群)がある。

最も人口の多いカウンティがロサンゼルス(LA)、2番目に多いのがサンディエゴ(SD)である。

この2つの経済再開へのアプローチが対象的である。

まず今週は5月18日の月曜日に、CAニューサム州知事が経済再開における規制緩和に言及をして、緩和した基準では58のカウンティのうち53のカウンティで既に基準を満たしている為、経済再開の検討をする事が出来る状態であるという発表がされた。

この発表前の先週5月12日に、LAカウンティではStay at Homeを3か月延長(7月末)するというヘッドラインが話題となった。

多くのビジネスからの反発を受けてLAガルセッティ市長は、現状のまま(ビジネスの再開を許可せずに)3か月間の延長をするという意味ではないという弁明をしていた。

それから1週間後の昨日5月19日、LAカウンティでは7月4日を目途に経済再開する事を念頭においているという発表があった。今後もCOVID-19の感染者数等のデータを基にする為、この時期が延長されるかもしれないという発言もあり引き続き慎重な対応である。

対照的にSDカウンティはCA州のテストケースとしてもらい、(制限対きでの)レストラン、ジムや大人数での集会(部分的ではなく、Phase 2全般)の再開の許可をニューサム州知事に要求する決定をした。背景としてSDカウンティではCOVID-19の感染者数や死亡率がLAカウンティと比較してもかなり低いことが挙げられる。

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