2022年最初のJob Openings and Labor Turnover Summary(JOLTS)がUS Bureau of Labor Statistics(BLS:米国労働統計局)から発表された。
今回発表されたデータは2021年11月のものであるが、退職者が過去最大水準であったのに対し、求人数は減少したようである。
2021年11月に退職をした労働者数は453万人となり、2021年9月の436万人を上回り過去最大の水準となり、雇用者数に占める退職者数の割合は3%となっている。
他方で11月の求人数は1,056万件となり高水準で移行しているものの10月の1,109万件から減少をしている。求人数が高水準のため、より良い報酬やベネフィットを求めて転職活動を行っている労働者も引き続き多い。
Great Resignation(大辞職)と呼ばれている現在の米国の雇用市場であるが、データを見る限りまだまだこの状況が継続することは間違いなく、特にレジャー・ホスピタリティ業界、ヘルスケア業界では人を探すことが非常に困難な状況のようだ。
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