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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

Job Insecurityとは?

多くの企業でレイオフ、雇用凍結という話題が増えてきている最近。

Job Insecurityと感じる従業員も多いのではないだろうか。


Job Insecurityとは雇用の継続が不確実な状態のことである。


例えば季節労働者(Seasonal Worker)を雇用している業界で働く場合は、Job Insecurityを感じることが他の業界よりも多いかもしれない。また、レイオフや解雇が多い業界にいる場合も同様かもしれない。


基本的にJob Insecurityとは急性、そして慢性のどちらかに当てはまる。


経済状況が悪化することが予想されている現在は前者となる。


ただし米国では多くの従業員の雇用はAt-Willである。At-Will雇用とは、いついかなる時も、理由の有無に関わらず退職または解雇をすることが可能であるという雇用体系である。


米国で就労をしている従業員の多くは雇用開始直後からJob Insecurityな状態が慢性的に継続していると考えることも可能である。


Job Insecurityの対応として、以下の3つが挙げられる。

  • Be Loyal to Yourself:

ジョブ・ホッピング文化である米国では、数年毎に自分のキャリアアップのための転職を繰り返すことが一般的に行われている。新たな雇用機会があり、自分のしたいこととマッチしている場合は、思い切って転職することも重要である。

  • More Secure Opportunities:

政府機関や労働組合のある業界では、従業員の就労年数が長い場合が多い。

  • Research In-Demand Skills:

今自分がいる業界にて必要とされるスキルを模索することで、良い機会に恵まれた際に役立つことが多い。


インフレ、物価上昇、経済状況とネガティブな話題が多い昨今であるが、今だからこそ先を見据えて対応するおくことが重要になる。

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