雇用マーケットは人材不足であるものの、人材を探している企業は増加する一方である。
大手総合人材サービス業のマンパワーグループの雇用見通し(Employment Outlook)調査によると、多くの産業セクターで1962年以来、最も高い水準での雇用の見通し増が発表された。
以下、今後3か月間の給与増加の見込みである。
情報:62%増
金融:58%増
運輸・公益事業:58%増
建設:56%増
専門職:54%増
小売り:49%増
実際の雇用までの道のりは安易ではない。多くの企業が人材の奪い合いを行う状況で、大規模な面接イベントを行っている企業も多い。
またマンパワーグループの北米地域を管理しているフランキーヴィッチ社長は、同様の求人者にとっての売り手市場は2022年も継続されると予想をしている。
全世界規模で行われた調査によると、北米での採用では、新規採用のために金銭的なインセンティブ付与を検討をしている企業が42%と、他の地域の31%と比較すると高い水準であった。
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