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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

候補者には早めに連絡を

Sense社が求職者を対象にした調査が発表された。

現在の雇用市場において、最も重要視されている点の一つとして「スピード」が挙げられている。


対象者の80%が採用担当者からのレスポンスを早くしてほしいと回答しており、また約30%の求職者がレスポンスが遅いことが理由で応募を辞退したと回答をしている。


求職者に対して、応募から24時間以内に返信をすると回答した企業は約20%であった。


非管理職の標準的な採用に掛かる期間は60日前後と言われている。


COVID-19以降、オンラインでのインタビューが増えたことにより、このプロセスが短縮された企業も多いが、求職者はさらに短縮することを望んでいるようである。


またレスポンスの遅さと共に、70%ほどの求職者が15分以上かかる応募書類には返信すらしないと回答している。


約80%の企業が求職者がゴースト化(連絡不通となること)したことを経験したことがあるというのも、求職者の関心が無くなってしまったことに起因があるかもしれない。


企業側は色々な求職者の中から選定をしなければならず、またその選定には時間がかかるものである。

採用競争力を高めるため、採用プロセスをどのように短縮するかという点も、一つ企業として検討出来ることの一つかもしれない。

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