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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

緑色の経済指標

カリフォルニア州ではFour-Tier Color-Codeという経済指標を元に、COVID-19の感染状況に合わせた経済の再開を行っている。

米国内でも人口が多い郡を多く抱えているカリフォルニア州では、大多数のカウンティが過去1年に渡りこのFour-Tier Color-Codeで最も規制の厳しい紫色(Widespread)に分類される状況が続き、屋内飲食、スポーツ観戦、その他屋内での娯楽施設の閉鎖等が長期間続いていた。


ワクチン接種率の増加やCOVID-19の感染率の減少に伴い、この週末、そして来週から少しずつ規制緩和の道筋が見えているところである。


COVID-19規制が今後、緩和されていく可能性が高まってきたことにより、カリフォルニア州ではこのFour-Tier Color-Codeにもう一つの段階である緑色を追加する準備を開始しているらしい。


緑色はFour-Tier Color-Codeが決定された2020年の夏時点では、COVID-19の収束を予想することが難しく加えることを見送られていたという経緯がある。


現在分かっていることは、緑色の階層はCOVID-19以前に送っていた「普通」の生活に戻ることを意味しているわけでなく、状況が改善している中でもマスク着用やソーシャル・ディスタンスを保つことが継続される予定だが、具体的な詳細はまだ発表されていない。緑色の基準を定義するに際し、COVID-19の感染率のさらなる減少、ワクチン接種率の増加状況等も検討されている状態である。

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