人材不足によって給与が高騰しているのが現状である。
しかし人材不足以外の要素も多く、特に都心部以外での給与構造にリモートワークが非常に大きな影響をもたらしているようである。
COVID-19の影響で都心部から郊外、または州外の物価が比較的安い地域に移住をした従業員も多く、勤務地の物価に合わせた形で給与調整を行ってきた企業も少なからずあった。
しかし、リモートワークが広く認知され、恒常化されるケースも増えたことにより、優秀な人材も物価の比較的安価な場所に増える事となった。
結果、全米のホワイトカラーの給与が都心部の給与に近づいてきており、特にテック業界やスタートアップ企業では、この様な状況が顕著に見られるようである。
元々高水準な給与が支払われていた都心部での昇給率よりも、郊外・州外の物価の安い場所での昇給率が急上昇しているというのが現在のトレンドといえる。
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