食料品のデリバリーサービスを行っているDoorDash社やGrubhub社は、頻繁にデリバリーを行うドライバーに対してガソリン代をカバーするプログラムを開始するようである。
DoorDash社では1週間単位でのガソリン代のボーナスを、Grubhub社では地域の平均ガソリン代に応じて運転手への支払い額を増加するようなプログラムになっており、各社それぞれに異なる方法ではあるが高騰するガソリン代への還元を開始した。
他方でUber社は燃料費用を上乗せすることで(消費者支払い)、このコストを相殺させている。
最も好意的に受け止められているのはGrubhub社で、この取り組みは労働者の賃金を上昇させることになるためである。
ちなみに、ニューヨーク市で行われた調査によると、デリバリー・ドライバーは週6日以上、1日6時間以上働いた場合、チップを含めた平均時給は12.21ドルであり、チップがこのうち44%を占めるため、実際の時給は7.94ドルほどしか支払われていないようである。
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