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ワクチン接種の定義

  • 執筆者の写真: 榊原 将/HR Linqs, Inc.
    榊原 将/HR Linqs, Inc.
  • 2022年1月23日
  • 読了時間: 2分

Centers for Disease Control and Prevention(CDC:米国疾病予防管理センター)からワクチン接種者の定義についての発表があった。

ブースターショットを接種できるようになった現在、果たしてこの定義はどうなっているのか。


CDCではこれまで「Fully Vaccinated」という言葉を用いてきており、一部のガイドラインでは既に定義がされていたものの、このFully Vaccinatedにブースターショットが含まれるのかどうかという点が混乱を招いていた。


今回の発表によると、今後は「Fully Vaccinated」ではなくて「Up to Date」という言葉を使用することが決定されている。


ではこの「Up to Date」ではFully Vaccinatedと何が異なるのか。


Up to Dateでは、現時点で接種が出来る回数のワクチン接種が完了しているという事になる。


2回接種が必要なワクチンの2回目をいつ接種したのかによって、ワクチン接種が完了をしているのかどうかが変わる。


現在、2回目のワクチン接種後5カ月以上経過をした場合はブースターショットが接種可能となっている。接種後5カ月以上が経過をしたもののブースターショットを接種していない人は、Up to Dateではないためワクチン未接種に区分されることとなる。ブースターショットを接種する資格の無い人で2回のワクチン接種が完了している人はUp to Dateでワクチン接種者と見なされる。


CDCによると、約53%の人がブースターショットの接種をすることが可能にも関わらず、まだ未接種であるという。


この定義がまだ広く浸透しておらず、2回のワクチンを接種したことでワクチン接種済みとみなす場合も多い。今後、この新しい定義がどのように運用されるかが注目されるところである。

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