企業に対してリモートワークやワーク・フレキシビリティを求める従業員が増加している。
COVID-19の影響から多くの企業でリモートワークが提供されたことにより、オフィスで業務をすることが、以前ほど当たり前の働き方では無くなっている。
多くは8時から5時、9時から6時のように業務時間が決定された上で働いていたが、従業員自身に働く時間帯と場所の決定を委ねる勤務形態をオファーをする企業も少しずつ増加してきている。
このスケジュールの決定を委ねるという点が必ずしもポジティブではないということが、ハーバード・ビジネス・レビュー誌の新らな調査で発表された。
従来とは異なる時間帯(夜間や週末)に業務を行う場合、従業員の内発的動機づけの感覚が低下して生産性やウェルビーイング(幸福度)の低下に繋がるというものである。
自分自身で選択をした時間帯であったとしても、これまで休息をしていた時間帯での業務というのはストレスが生じるため、結果としてバーンアウトにつながる可能性もあるという。
リモートワークについても、フルリモートになった際にはポジティブな面だけが取り上げられていたが、孤独感を感じることでメンタルヘルスの低下が起きるという負の側面もあった。
フレキシビリティについても同様に必ずしもポジティブな面だけではないようだ。
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