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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

ブースターショット

来週サンクスギビングが控えている中で、COVID-19の感染率が増加している。

昨日11月19日にFood and Drug Administration(FDA)は、モデルナ社とファイザー社のCOVID-19のブースターショット(追加接種)を、18歳以上の全ての成人に対して承認することを発表した。


バイデン政権が希望していた時期よりも2か月遅れたが、ワクチンの効果が時間の経過と共に低下することを示すデータに基づいての決定と考えられる。


9月20日の週からブースターショットを開始するという当初の計画は、データ不足により却下されていた。


感染率の増加が見込まれる本格的な冬が到来する前に承認が出たことは重要である。


アーカンソー州、カリフォルニア州、コロラド州、ミネソタ州、ニュージャージー州、ニューメキシコ州、ニューヨーク州、ロードアイランド州、ウェストバージニア州の9州ではFDAの承認に先駆けてブースターショットを推奨しており、既に接種をしている人が多い。


なお、World Health Organization(WHO:世界保健機関)は貧しい国の人々がCOVID-19のワクチンへのアクセスが限定されている中、富裕国がブースターショットを展開していることを批判している。

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