ワクチン接種率が増加をしているものの、COVID-19の感染者数はリバウンド傾向にあり、Centers for Disease Control and Prevention(CDC: 疾病管理予防センター)のディレクターのワレンスキー氏が警告を鳴らしている。
また、ワクチンの供給が接種キャパシティーに追い付いたため、バイデン大統領は4月19日までには米国民の90%に接種可能になるということを発表した。
このような状況であるものの、米国政府がワクチンの接種状況や有効性を考察した結果、有効性は研究結果と同レベルで保たれており効果的であるということを明らかにした。
昨年12月から接種が可能となったファイザー社とモデルナ社のワクチンは1回目の接種で80%、2回目の接種では90%の効果があり、研究結果としての予防率95%と同レベルである。
製薬会社の研究結果ではなく、政府が有効性を評価を発表したという点で、さらに安心感が増すと思われる。
政府の実施した有効性調査では6州から4,000人(2回のワクチン接種者2,500人、1回のワクチン接種者500人、ワクチン無接種者1,500千人)の医療従事者や救急隊員等といったフロントラインで業務を行っている人を対象に、1週間毎に感染の兆候をチェックするという方法で行われたようである。
CDCからの警告もある通り、ワクチン接種者数や接種率は増加しているものの、まだ過半数には及ばない。ワクチンの安全性が発表された現状でも、もうしばらく気を抜かずに生活をすることが最善のようである。
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