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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

レストラン従業員のチップに関する規制

昨年12月28日からDepartment of Labor(DOL:労働省)にて、チップを受け取る従業員への規制が施行された。

これは「Dual Jobs(デゥアル・ジョブ)」規制と呼ばれ、レストランでの業務を3つのカテゴリーに分類している。

  1. Tip-Producing Work(チップを生み出す仕事)

  2. Directly Supporting Work(直接的にサポートをする仕事)

  3. Work that is Not Part of the Tipped Occupation(チップが発生しない仕事)

レストランでは、従業員が「直接的にサポートする仕事」に費やす時間が、労働時間の20%または連続30分を超えた場合、チップの控除を受けることができなくなった。


レストランでは、新しい規制を遵守するにあたり以下を考慮する必要がある。

  • チップを受け取った従業員が行っている業務の管理

  • マネージャーへのトレーニング

  • チップが発生する仕事・発生しない仕事への人員配置の変更

  • チップを受け取った従業員のための新しい時間管理の導入

なお、この規制はレストラン運営が非常に複雑になるため、停止を求める裁判となる可能性が高い。

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