スキルが重要であることは間違いない。
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そして企業も労働者も同様に、学位よりもスキルが優先度が高いという考えを持っている。
スキル評価の観点からすると学位は信頼出来る指標では無いという回答者も72%いるが、実際の雇用では学位を評価することでリスクヘッジをすると考える企業が半数以上あるという。
学位を取得せずにスキルを学ぶ方が良いという考えが多いものの、学位とスキルを天秤にかけた場合に、学位を取得しないでスキルのみ学ぶという選択はあまり人気が無い選択のようである。
このような状況の中で、米国雇用機会均等委員会と連邦契約コンプライアンス・プログラム局主催の6月のバーチャルイベントでは、パネリストが、非従来型の候補者を惹きつけるためには、雇用主が雇用プロセスを根本的に変える必要があると語っている。
その作業は、職務内容の再構築から、採用の自動化において採用アルゴリズムが果たす役割の見直し、学位要件の完全撤廃まで、多岐にわたるとされており、変更は容易ではない。
COVID-19の影響で働き方が大きく変わったが、人材採用プロセスにおいても何かしら外部的要因により変化をせざるを得ない状況が起きないと改革は難しいのかもしれない。
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