US Labor Department(米国労働省)の発表によると、11月の米国での雇用実績は19.9万人増で、市場予想の40万人増加を下回った。
11月の統計に続き2カ月連続で雇用統計は予想を下回ったものの、失業率は3.9%と11月の4.2%から0.3%ポイント改善された。
レジャー・ホスピタリティ業界で5万3,000人の増加、専門職・ビジネスサービス業界で4万3,000人の増加、製造業では2万6,000人の増加となっている。
賃金(時給)は前月日0.6%増、前年同期比4.7%増加しており、予想を上回っている。
総雇用者数はCOVID-19以前、2020年2月と比較すると290万人減少したままであるものの、2021年の雇用創出数は645万人と1940年以降で最も高水準な数値となった。
ホリデーシーズン以降、感染が拡大をしているオミクロン株の状況を考えると、12月の統計の発表以降にも引き続き雇用の妨げになっているのではないかと予測することが出来る。
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