米国では3月CARES Actと呼ばれる景気支援策が取られている。これには企業支援の一環として最大で1,000万ドル(約10億円)までの返済不要のローンや、毎週600ドルの失業保険の追加給付が含まれていた。
この600ドルの失業保険の期間が7月31日で終了をしており、現在は民主党がHEROES Actを、共和党がHEALS Actを推奨しながら、新たな経済支援策実現に向けて話し合いが行われている。
話し合いが平行線の最中、本日8日に大統領命令として、1週間400ドルの失業保険の給付をする署名を行った。但し大統領命令が法的効力を持っているのかどうか、あるいはこの失業保険を給付する為の資金があるのかという点が疑問点である。
7月の失業率は10.2%と6月の11.1%から低下しているものの、未だに1,630万人が失業している。
新たな支援策が近いうちに発表されないと、今後の米国の経済は更に冷え込む可能性が高い。
各支援策の具体案を以下に纏めてみた。
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