9月から1週間3日間でオフィスを再開する計画を発表していたアップル社が、計画の変更を発表した。
この変更はCOVID-19のデルタ株の感染者の増加が原因であり、少なくても1か月間の延期がされることとなった。
9月からのオフィス再開を決定していた背景には、ワクチン接種率の増加と感染率の減少を挙げていたため、デルタ株の感染者増加によってオフィス再開は見送りとなったようである。
計画が遅延しただけで、1週間3日間のオフィス出社を促す決定を覆すものではなく、従業員からの不満が多い決定であることは発表当初からニュースとなっている。
アップル社のオフィスの再開計画としては、毎週月曜・火曜・木曜はオフィス出社となり、水曜・金曜が(一部従業員に限って)リモートワークとなるというものである。ポジションによっては週5日間のオフィス出社が必要となる。
また試験的な取り組みとして、1年間に上限2週間までのリモートワークを提供するというPerk(特典)も新たに追加されたようである。
フェイスブック社やグーグル社のようにリモートワーク環境の推奨をしている企業もあれば、アップル社のようにオフィス出社に重きを置く企業もあり、各企業によってその対応は異なるものとなっている。
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