アマゾン社の米国での従業員に対しての給与の底上げに10億ドルを費やすことが発表された。
10月からの底上げによってカスタマー・フルフィルメントと輸送業務関連の従業員の平均の初任給が18ドルから19ドル以上になる。
平均19ドルという事であるが、職種や勤務地によって16ドルから26ドルまでの幅を持たせるようである。
また新たな取り組みとして「Anytime Pay」と呼ばれるプログラムを策定することで、給与日に関わらずに最大で70%の給与が即時に支払われるような方法も取り入れるようである。
アマゾン社は「Earth’s Best Employer(地球で最も働き甲斐のある企業)」を目指しており、労働環境の改善に力を入れている企業である。
ここ数年で特に小売業者での社内での最低賃金の底上げが多く行われてきており、大規模な変革を行う企業が継続して出てくる。
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