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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

アマゾン社の決定

何回かの変更を経て、アマゾン社では2022年1月3日から従業員に週3日のオフィス出社を義務付ける予定であると発表していた。

この方針がまた変更されたようである。1月11日に社内に発表された内容によると、フレキシブル・ワークポリシーの緩和がされ、オフィス出社に関しては各々のチーム(部署等)が決定することが許可されたようである。


この発表では、社員が核となるチーム(部署等)から物理的に近くに住んでおり、前日の通知をもってオフィスへの出社が可能であること、1年間に4週間までは事前許可を得た上でリモートワークを可能とする旨も明記されている。


また、リモートワークに適している職務、どの程度のオフィス出社が最善か含め、全員に当てはまる万能なアプローチは無いことを明確にしており、色々と試行錯誤をすることでより良い状態に近づけるという方針を説いている。


変異株等により今後の見通しが不確定なため、オフィス再開日を明示しない企業もある。例えばマイクロソフト社では時期を限定せずに、オフィス出社30日前に通知をして移行期間を設けるということを発表している。


従業員がフレキシビリティを望んでいるのとは対照的に、多くの企業ではCOVID-19のデルタ株が収束した際にはオフィス出社を通知する可能性が高いという調査結果もある。


オフィス出社に関しては、多くの企業にとって引き続き検討事項となりそうである。

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