COVID-19の影響で大打撃を受けた飲食業界の救済措置として発足したロサンゼルス市のAl Fresco Dining(屋外飲食)プログラムであるが、Phase 2のプロセスが資金の枯渇によって停止されているようである。
Al Fresco Diningプログラムには2つのPhaseがある。
Phase 1:駐車場や歩道を屋外飲食スペースとして活用
Phase 2:車道を屋外飲食スペースとして活用
1,859店舗がPhase 1の承認をされているが、わずか50店舗のみがPhase 2の承認を得ている(承認件数が少ない理由には、Phase 1と異なり、車道の通行止めをするために高い条件を設定しているという理由も影響している)。
1カ月弱ほど前にLAのエリック・ガルセッティ市長がAl Fresco Diningプログラムの年内延長を発表したばかりのタイミングであったが、(市から)屋外飲食の承認、デザインプランの提供、インフラの提供を無償で行ってきたことにより、また予想以上の申請があったことによって、市の資金が尽き現状はPhase 2の承認は停止、再開目途はたっていない。
近隣都市であるパサデナ、カルバーシティやウエストハリウッドも同様の資金難があったものの、承認がされた場所ではPhase 2実施に必要な設営は完了している。
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