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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

2020年の米国内引っ越し調査 

United Van Lines社によって、2020年の移住調査の結果が発表された。

United Van Lines社ではカスタマーの州間移動パターンを独自に分析しグループ化をすることでこの調査結果を導き出している。


2020年度の特徴としては、大都市圏、特にCOVID-19のホットスポットとなっていたニューヨークやシカゴではアウトバウンドでの移動が特に目立ち、ノースキャロラ州ウィルミントンやアイダホ州ボイジーなどの低密度な場所ではインバウンドの移動が目立つ結果となった。


また引っ越しの理由も独自に調査を行った結果:


 ① 個人や家族の健康への懸念(60%)

 ② 家族との距離を縮める目的(59%)

 ③ リモートワークによる雇用形態や勤務体系の変化(57%)

 ④ ライフスタイル変化や生活の質の向上(53%)


上記の様な理由が多くみられ、COVID-19は人々の引っ越しをする理由にも大きな影響を及ぼしたようである。


2020年転入先トップ州:

 ① アイダホ州

 ② サウスキャロライナ州

 ③ オレゴン州

 ④ サウスダコタ州

 ⑤ アリゾナ州

 ⑥ ノースキャロライナ州

 ⑦ テネシー州

 ⑧ アラバマ州

 ⑨ フロリダ州

 ⑩ アーカンソー州


2020年転出トップ州:

 ① ニュージャージー州

 ② ニューヨーク州

 ③ イリノイ州

 ④ コネチカット州

 ⑤ カリフォルニア州

 ⑥ カンザス州

 ⑦ ノースダコタ州

 ⑧ マサチューセッツ州

 ⑨ オハイオ州

 ⑩ メリーランド州


また転居理由毎の転居先のランキングもあり、例えば退職後の引っ越しではモンタナ州とデラウェア州が41%ともっとも多く、フロリダ州(39%)とサウスキャロライナ州(38.5%)と続いている。

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