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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

チップ支払いの規制改定

U.S. Department of Labor(米国労働省)によって、新たなチップ規制が発表された。

今回の発表により、チップは80/20ガイダンスに沿った形で提供されることが決定されている。


現在チップは、チップの対象業務(顧客対応等)に従事する従業員のみ受け取る権利がある。


今回の決定によって、①チップの対象業務(Tip-Producing Work)と、②チップの対象業務を直接サポートする業務(Directly Supporting Work)の2種類の業務を行っている「デュアル・ジョブ」もチップを受け取る権利が生じる。


80/20ガイダンスとはこの①チップの対象業務と、②チップの対象業務を直接サポートする業務の割合を制定するものであり、②の業務の割合が1週間で20%以下である場合に限りチップを受け取る権利があるというものである。


①と②の業務範囲の定義と職種例を含む詳細は12月28日に発表される。


この新たな規定では明確な時間管理を行うことが重要となるため、企業は留意する必要がある。

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