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執筆者の写真榊原 将/HR Linqs, Inc.

500万人が病欠休暇

オミクロン株の感染拡大によって、多くのレストランが閉店をしていたり、また人手不足によるフライトのキャンセル等が増加している。

Capital Economics社の調査によると、先週1月8日までの1週間で労働人口の約2%にあたる500万人ほどが病欠休暇を取得し、自己隔離を余儀なくされていたようである。


昨日発表された雇用者数(19万9,000人)には、オミクロン株が急増したデータは含まれていないものの、雇用されているが病気で就業が出来ていない労働人口は約170万人近くに上り、12月単月では約11%も増加をしている。


COVID-19の影響が出始めた2020年3月頃はSafer-at-Home等の対策に今よりもかなり厳格な措置とを取り感染拡大を防いでいた。それでも夏ごろになると、COVID-19の感染が身近に迫ってきたと感じたものである。


オフィス再開を延期している企業(特に大企業)も少なからずあるものの、それ以上に多くの企業がオフィス再開をしており、また2020年とは比較にならないほど人々は外出をしている。オンラインが当たり前だった学校のクラスも今は対面で行われている。


元々感染力が高いと言われているオミクロン株であるが、現状を考慮すると感染者数はさらに増加するのではないかと思われる。個々人で出来る限りの安全策を取りながら生活をすることが改めて重要になっている。

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