Oxfam America社の調査結果によると、米国の多くの労働者が時給15ドル未満で働いているという。
米国の労働者の約30%強に当たる5,190万人は時給15ドル未満(年間約3万1,200ドル)で働いているという結果であった。
15ドル未満の賃金で働いている労働者の割合が最も多い州はミシシッピ州で、約45.3%である。年齢別では20歳以上が4,610万人、16歳から19歳未成年では580万人となっている。
州の最低賃金が高く設定されているカリフォルニア州やワシントン州、ワシントンDCではその割合が少ない。
連邦の最低賃金は7.25ドルで、これは2009年から変更されていない。連邦政府も時給15ドルを目指しているが、現時点で最低賃金の見直しが実行されていないことから、各州単位で見直しされている状況である。
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